Location
生産現場
首都圏に近く温暖な三浦半島
三浦半島は首都圏に近く、温暖な海洋性気候で冬でも露地栽培ができるため、
首都圏における冬場のキャベツや大根の一大産地となっています。
この恵まれた立地・気候風土を活かし、“春の七草”は栽培されています。
春の七草の歴史
“春の七草”を食べる風習は奈良時代に日本に伝わったとされています。
平安時代になると、中国の七種菜羹と若菜摘み、七つの穀類を食べる風習が結びつき、
現代の「七草粥」の原型になったそうです。
江戸時代になると、五節句の一つとなる「人日(じんじつ)の節句」が制定されました。
この制定により、人日の節句に七草粥を食べる風習が一般の人々にも定着するようになったと云われています。
参照:三浦はねっ娘会 岩崎ファーム
Seven items of the "Nanakusa"
“七草”の中身
芹(せり)
“競り勝つ”
競り合うように生えていることから名付けられた野菜です。
この名前に「競り勝つ」という意味をかけて縁起物にされている食材です。
この名前に「競り勝つ」という意味をかけて縁起物にされている食材です。
薺(なずな)
“撫でて汚れを除く”
よく道端に生えているので「ただの雑草…」と思われがちですが、
実は「撫でて汚れを払う」とされる縁起の良い食材です。
実は「撫でて汚れを払う」とされる縁起の良い食材です。
御形(ごぎょう)
“仏体”
ハハコグサです。ホウコグサとも呼ばれます。 ヨモギが使われる以前は草餅に使われ母子餅と呼ばれていました。
3月3日の節句に母子の人形を飾り、母子餅が供えられたことから「御形」と呼ばれるようになったと云われています。
3月3日の節句に母子の人形を飾り、母子餅が供えられたことから「御形」と呼ばれるようになったと云われています。
繫縷(はこべら)
“繁栄がはびこる”
「はこべ」のことです。 所説あるようですが、茎がよくはびこり、種が落ちるとその年のうちに芽が出て繁茂することからと云われ、縁起物とされています。
仏の座(ほとけのざ)
“仏の安座”
「田平子」が標準和名です。 葉が地面に張り付いたように重なり合う円座形で、特に苗が小さい頃は仏の台座に使われる開いた蓮の花の形に似ていることから「仏の座」と呼ばれるようになりました。
参照:語源由来辞典
菘(すずな)
“神を呼ぶ鈴”
いわゆる「蕪(かぶ)」のことです。 昔は葉の部分が重用されていました。「鈴菜」とも書くことから、“神を呼ぶ鈴”として縁起物とされるようになりました。
蘿蔔(すずしろ)
“汚れのない清白”
いわゆる「大根」のことです。 「すずしろ」は大根の古い呼び名で「清白」とも書きます。根が白く、清々しいことから呼ばれるようになりました。
畑から食卓へ
大勢のスタッフさんの手によって、収穫作業は行われます。
動画:“春の七草”の収穫~パッケージ作業
Message
~ 生産者さんから ~
『どれか一つしくじっても、出来が良くないですから…』
そう仰ってくださった岩崎さん、
“短い期間に集中して出荷しなければならない”シビアな仕事に挑んでいる責任感が伝わってきました。
~ 岩崎ファームさんからのメッセージ ~
是非、ご視聴ください!