Field report
2020 春 産地状況
一足遅れて訪れる“山里の春”
収穫作業の様子です。
古来より私達日本人が珍重し、慣れ親しんできた伝統野菜“ふき”の収穫がピークを迎えました。(四月第三週)
柔らかい「ハウスふき」は、わずか2週間だけの季節限定野菜。
まさに“”旬の野菜です。
夏に向けて準備
キャベツの定植作業
夏に出荷される“高原キャベツ”。 定植作業の真っ只中です。
Products
ふき
古来より栽培されてきた日本の伝統野菜“ふき”
『旬がなくなった』と言われることが多くなった野菜の中で、最も“旬”を感じさせてくれる野菜の一つです。
2週間ほどの短い期間になりますが、当社ではアクが少なくて柔らかいハウス栽培のふきをお届けしています。
2週間ほどの短い期間になりますが、当社ではアクが少なくて柔らかいハウス栽培のふきをお届けしています。
ハウス一面に広がるふき
成長し収穫を迎えたふき
刈り取ったふきを束ねます。
トラックの荷台へ
作業場で選別を行います。
長いのでラップ巻きは2人で行います。
ラップで巻いたら箱詰めして
皆様のもとへ運ばれていきます。
金子農園
金子 洋一
日本の伝統野菜を守る
生産者メッセージ
インタビュー: 金子洋一さん
“ふきにかける想い”を伺ってきました。
Cooking
ハウスふきならではの、美味しくて簡単な料理方法を紹介します。
“ふき”と言えば煮物… そんなイメージが強いですが、もっと簡単で美味しく召し上がれる料理を農家さんに教えていただきました。
取材時に『ちょっと待ってて…』そう仰って、ほんの10分ほどでサラダと炒め物をこしらえてくださいました。
取材時に『ちょっと待ってて…』そう仰って、ほんの10分ほどでサラダと炒め物をこしらえてくださいました。
下ごしらえ(アク抜き)
アクの少ないハウスものの「ふき」はゆで時間も短くて済みます。
下ごしらえさえ済ましておけば、
色んな料理が短い時間で作れますよ!
農家さんに手順を教えていただきました。
手順
- あらかじめ鍋に入る長さに「ふき」をカットします。
- 沸騰したお湯の中に「ふき」を入れます。
- 約2分ほど茹でたらザルにあげて冷水にさらします。
- 茹でたふきの皮を剥きます。
(上の方から剥くと剥きやすいです。)
※動画もご視聴ください。
ふきのツナサラダ
苦味の少ないハウスふきならではのサラダです。瑞々しくて歯ごたえも良く、後を引く美味しさ。どんぶり一杯食べてしまう人も…
※アク抜きしたふきにマヨネーズ、ツナを加えるだけの簡単な料理です。
レシピ
- アク抜きした「ふき」を食べやすい大きさに切る。
- 油漬けのツナ缶、マヨネーズを入れて和える。
- 塩コショウ、ラー油で味を整えて出来上がり!
ふきの豚肉炒め
“焼き肉のタレ”などのお好みの調味料をお使いください。
白いご飯との相性抜群です!
レシピ
- アク抜きした「ふき」を5センチくらいの斜め切りにする。
- フライパンにごま油をひき、豚肉と一緒に“1”を炒める。
- 豚肉に火が通ったら焼き肉のタレを適量加え、しばらく味を染み込ませて出来上がり!
※お好みでラー油等を加えても美味しく召し上がれます。
ふきの漬物
時間がかかるイメージの漬物ですが、下茹でしてあるので早く味が浸み込みます。
ごま油の香りとふきのほろ苦さがピッタリ!
※ジップロックにふきと調味料を混ぜ入れ放置しておくだけの簡単料理です!
レシピ
- めんつゆ、らっきょう酢(またはカンタン酢)、みりん少々、ごま油を合わせる。
- アク抜きして食べやすい大きさに切った「ふき」を“1”に漬け込み、冷蔵庫で冷やす。
- (2~3時間漬けて)「ふき」に味が浸み込んだら出来上がり!
Products
ほうれん草
高原のほうれん草
出荷期間は4月中旬頃から12月中旬頃まで(寒さにあたってからは“寒締め”として出荷)。 標高差を利用して長期にわたっての出荷を可能にしています。
高原地特有の昼夜の寒暖差が、ほうれん草に甘さと旨みを与えます。
高原地特有の昼夜の寒暖差が、ほうれん草に甘さと旨みを与えます。
栽培のこだわり
葉肉が厚く、赤い根っこの品種を選定しています。また、有機質肥料を使うことにより、土に不足しがちなミネラルを補給し活性化させることによって、より栄養価の高い野菜に育つように心掛けています。